SNSの世界

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テクノロジーが発展し、日々進歩し続けている

現代を生きている私たちにとって、SNS

とても身近なものとなりました。

 

今やLINEは多くの人々にとって欠かせない

コミュニケーションツールとなり、

Twitterは、誰もが、現在起きていることを

どんなメディアよりも早く発信・受信できる

場となり、

Instagramは友達や芸能人の"今"を手軽に知る

ことができる、世界中で大人気のアプリで、

最近はclubhouseという新たなSNSアプリが

流行っています。

 

今回は、そんなSNSについて書いていこうと

思います。

 

 

先日、知り合いの外国人の方とSNSについて

話していたとき、Echo chamber という言葉を

耳にしました。

 

Echo chamber は直訳すると、

echo(エコー) する chamber (部屋)

つまり「反響室」という意味になります。

ここから、自分と同じ意見があらゆる方向から

反響して返ってくるような狭いコミュニティ

にいることで、自分の意見が増幅・強化される

ことをエコーチェンバー現象と言うようです。

 

 

彼は、この現象はSNSで非常に起こりやすい

ものだと説明してくれました。

私たちはTwitterInstagramを使って、

同じ趣味や思想を持った人々と簡単に繋がる

ことが出来ます。逆に、自分と合わない人や

嫌いな人はブロックして、その人の意見を

聞かないようにすることも簡単に出来ます。

 

そういった意味で、SNSは自分の世界を狭めて

しまう危険性がある、と彼は言っていました。

 

 

私は昨年、SNSを通じた新しい出会いが

たくさんあり、SNSのおかげで自分の世界が

広がったと思っていたので、その話に少し

衝撃を受けました。

 

 

でも、言われてみれば確かに、

SNSで出会った人たちはみんな共通した考え

や似たような価値観を持っていて、今でも

繋がりがある人は私と思考が似ています。

 

 

自分に共感してくれる人達と一緒にいることは

決して悪いことではないけれど、気付かぬうち

に自分が偏った考え方をしてしまったり、

自分たちは正しくて、反対してくる人たちは

間違っている!と思ってしまったりするかも

しれません。

 

特にネット上だと、相手の顔が見えないために

言いたい放題言って傷つけてしまったり、

特定の誰かを大人数で攻撃してしまう危険性が

高まります。

 

そうならないためにも、私はいろんな人と

会って話して、自分とは違う考えや価値観を

知っておきたいし、どんな人の意見も受け止め

られるような心の広い人間になりたいです。

 

そして、自分がSNSで何か発信したりコメント

したりするときは、誰に見られてもいいように

内容や言葉の選び方に気をつけようと、改めて

考えました。

 

どんなものにも、良い面と悪い面があると

思いますが、悪い面も知った上で、そのものが

持つ良い面を最大限に有効活用していきたいで

す。

 

 

2021.02.24